Posted on 7月 31, 2020
UchiでYeah!
そういえば、ネットでこんなものを発見
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「イエ(家)」と「ウチ」はどう違う?
「イエ」と「ウチ」は、その意味するところの守備範囲が異なります。
「イエ」は物理的な意味あいで「家」を表す傾向があり、一方の「ウチ」は心理的な意味あいで「家」を表す傾向があります。例えば、
ウチでは自分の部屋は自分で掃除することになっています。
という文において、「ウチ」を「イエ」に換えることはできません。
×イエでは自分の部屋は自分で掃除することになっています。
これは、先の文では物理的な意味での場所が問題とされているのではないからです。あえて言い換えると、この場合の「ウチでは」は、「私の家族においては」くらいの意味になるでしょうか。同じように、
ウチは5人家族です。
における「ウチ」を「イエ」に帰ることはできません。とはいえ、物理的な「家」を問題とする場合、すなわち建物としての「家」について言うときには、「イエ」同様「ウチ」も用いられます。
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ウチの方が心理的に広範囲な意味を指している。そこに丁寧に「オ」までつけているのがオウチすき。
ん…まてまて
「ウチ」って自分って意味もない?
「ウチね」って使うよね?
「ウチ」は「ワタシ」って意味もあるよね?
オウチすきは…ワタシ好き?
あれ?あれれ??はてはてはて???
恋人であれ夫婦であれ家族であれ
誰と居てもたいていはみんな孤独を感じる。
しくしく泣いたり、ぼりぼり食べたり、げらげら笑ったり、どうあったとしても濃い濃い濃い孤独の温床がおうちにはある。
人の数だけ孤独という猛毒があって、それはたいていおうちの中で異臭を発生させる。
猛毒はすべての神経を麻痺させるし、誰しも自己治癒が出来ると限らない。
免疫がない人はすぐにでもやられてしまうし、特にこの毒、深夜は馬鹿みたく効力があるらしい。
おうちはその毒を離そうとしない。
些細な猛毒の異臭にみんな気がついている。
だけど、あまりにみんなから匂うので
その猛毒はあまり注目されない。
1番に対処しないといけないのは、毒の取り扱いと解毒剤の見つけ方。
おうちが作り出すその毒を理解すれば、他人にやさしくなれるかもしれない。
同じ毒のようで違う毒かもしれないと気づけば、その違いを教えてあげられるかもしれない。
向き合うべきはおうち。
敵も味方もおうちにいる。
ここまでの間に、おうちを「ワタシ」として読んだ人が何人いるのだろう。
「オウチ」を「ワタシ」とするのなら
ワタシを知るためにどうするべきか
そうだ、遡るべきだ
ワタシの父と母、そのまた父と母、そのまた父と母。
ただただ追う血でしかない。
追っていった血の先には、先祖代々の猛毒があるのかもしれない。
何十年も継ぎ足された秘伝のタレのような毒が。
ワタシの孤独から追う血の先にも毒があり、
本当にワタシへとたどり着くのだろうか。
なぜだろう、むしろ遠ざかっている気がする。それでも人は追った血のことを気にする。
オウチが1番の檻であり、棺桶だと無意識にも思っているから。
ならいっそ追わないでおこう。
追わず血だ。
丁寧語の「オ」に 過去形の「Was」で
オワズだ。
オウチのものだったワタシを過去のものにしてしまって、オワズ。
時間も歴史も超えて、『今』のワタシを『過去』のものとして、オウチに決着をつければいい。
そうすれば、もしかすると、明日の夜は猛毒が弱まっているかもしれない。
そしてその時にでも、心の底から
おうちすきと言える時間が訪れるかもしれない。
おうちすきと言える時にこそ、本当のおうちがどこにあるのか、わかるのかもしれない。